2015年3月23日月曜日

 先週の続きです。
 熱処理は曲りもなくあがってきました、一安心です。                          ではボルスターの3mmの穴を開けます、まず前面をマスターの罫書き線に合わせポンチを打ちます。


この写真ではポンチを打った個所の穴は開けてあり本体と3mmのピンで位置決めをしてあり(右側)クランプで固定してもう片方の穴を開けます。

穴を開けたほうを基準に反対側の穴を加工しますがこのとき左右のブロックのズレがないように注意します。
 見えませんが下に穴の開いていない物がクランプで固定されています。
斜め(45°)にカットします、こうすることにより後でハンドル取り付けたときにおしゃれな形状になるのです。
(バイスの間に見えているのは45°カット用の治具です。)
仮組みをするとこんな感じですな右上が治具です。
ナイフ用バイスに取り付けブレードの仕上げを
します、1000番のヘアーラインで仕上げます。
ブレードの仕上げが済んだら接着材を塗布し3mmのピンでしっかりかしめて余分な接着剤を丁寧に除去し熱をかけて固めます(140°Cで30分です)
 この装置は家庭用のオーブンです。
 接着材は銀入りの特殊なものでマトリックスアイダというナイフショップで購入しています。
次にハンドル材も斜め(45°)にカットします、先ほどの治具をまた使用します。
 ハンドルの材料は果林です、仕上がると綺麗です。
削り上がりを嵌めて見るとこんな感じですよ。
隙間のないことが確認出来た本体とハンドル材を接着しますこのときクランプでしっかりと固定します。
 この接着材は遅延性の瞬間?接着剤です。


今週は此処までです、また来週をお楽しみに。

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