2016年3月28日月曜日

今回はヒルト周りの加工をしましょ。
 此れはヒルトを仮組みしてこれに付けるスタッグを並べて見ましたよ。
  まずは、ヒルトの前面を♯1000まで掛けましすね。

 済んだらダイアモンドペーストを塗付しましてね。
でもってですね、リュウターのバフで荒、中、仕上げと3段階で仕上げますよ。
  仕上がった面はこんな感じですよ、この面をアオバフで仕上げをしたりすると穴の角がダレテ仕舞い大変なんだな。
ヒルトを本体に仮組みして外周りを削りましょっと。
  削りが済んだらピンを差し込んでカシメるんですが最近買った福田さんの創美工夫と云う本の中にピンをカシメるのにある程度バイスでやると良いと書いてあったので試してみました、
此れはなかなか良いですね、福田さん有難うです。
 (言い忘れと写真の撮り忘れでヒルトと本体の間にはしっかり接着剤は塗布して有りますのでね。)
  此れは、しっかりハンマーで叩いたんですね、此処ではみ出してきた接着剤は綺麗に除去しないとね。
綺麗に除去出来たらオーブンに入れて140°で30分以上焼成させましょう。
焼成が済むとこんな感じです。

 今回は此処までで~す、また次回のお楽しみ。

 次回はハンドル周りの加工に入りま~す。
此れは?誰でしょう、そう、ものずきさんですね、ものずきさんは何時もは鑢でコツコツナイフを作って居るんですが昨日は他の用でクマの巣穴に来たんですけれど、前々からホローグラインドをやって見たいと云っていたので12インチのホイールで実技をしている所なんですな、ものずきさんも普段鑢で作って居るだけ有って中々のもんでしたよ、詳しくはものずきさんのブログを覗いて見て下さいね。
此れは昨日の昼食ミートソースのパスタとサラダに蕪と鳥腿肉のスープ仕立てですよ。
 このスープをものずきさんがブログに紹介してって云うので発表しましょう。


では、蕪と鶏肉(もも)のスープ仕立て。

必要な物  3~5人分
蕪: なるべく新鮮な葉の付いたもの、大きい物なら3個、小さい物なら5個位。

鶏肉: もも肉を150~200g位量は好みで。

日本酒(料理酒): 少々 50CCもあれば。(酒は肉を軟らかくする為に使います)

出汁: だしの素で可。(顆粒の物)

醤油: 少々。

作り方
    1) 深めの鍋に水を入れ、火にかけて軽く沸騰させて、其処へ食べやすい大きさに切った
      鶏肉を入れて火を通し灰汁をしっかり掬い取る。
       火が通ったら、一旦火を止めて置く。

    2) 蕪の葉の良い所を選び、洗って水切りをし3~4センチに切り鍋に入れて置く。

    3) 蕪は厚めに皮を剥き櫛形に四つに切り、大きいものはさらに二つに切り食べやすい
      大きさにして鍋に入れて、此処で蕪に水が被る位に水を足す、煮えてきたら酒、だしの素
      (顆粒)を入れて味見をして、好みの味に成ったら醤油を香り付け程度に入れて沸騰させ
      沸騰したら一旦此処で火を止め冷ましておく。

    4) 火を止めて冷まして置くことで蕪、鶏肉に味が浸みる。

    5) 食す前に弱火で温める。

    6) 蕪の葉は硬めが好きな人は後から入れても良いでしょう。

 以上クマの巣穴のクッキング教室でした。 


 追記: クマさんのブログ、コメントが出来るように成りましたので宜しくで~す。  
      
    
  

2016年3月21日月曜日

  前回はブレードを♯2000迄掛けまして研磨をしましたんですけれど、写真を撮り忘れました。
 ブレードについては青バフで大丈夫なんですけれどリカッソの面が荒れるようなので、此処だけはダイアモンドペーストで仕上げますです。
 今写っているのはリカッソ部が入る部分の加工をしている所ですな、厚み5,0ミリの上下22,0ミリでコーナーアールが2,0ミリなのでエンドミルはφ4,0ミリを使用しますね。
 
  穴加工が終わりました。
  ピッタリ入りましたね、でも寸法的には1/100ミリから2/100ミリ位の隙間にして有ります、隙間が無いと接着剤が入らないのでね。
さて次はとこんな治具を使って専用のポンチで打って、此処にヒルトピンの穴を明けるんですね。
 焼き入れが終わって居るのに、大丈夫なんですかねって。 
  治具を外すとポンチ痕がはっきりと見えますね。
  バイスのX・Yをポンチの先端を見ながら調整しまして、2,5ミリ・2,9ミリで開けて3,0ミリのリーマでキチット明けましょ、此処で穴にガタが有るとピンをカシメる際にやっかいなんでね。
3,0ミリの加工が済んだら仮組みをしてヒルトの上下のアールをφ16,0のエンドミルで削りますよ。
ざっとヒルト周りの加工が済みましたな。
 ヒルト穴の個所を見ると、そうです此処は5,0ミリの穴が明けて有り其処へ真鍮の丸棒を圧入して有ったんです、それで穴の位置の確認の為にポンチ打ちの際にあんな治具をつかったんで~す。
(此のやり方は四国の 多松社長に教わりましたんです。)

 今回は此処までまた次回。

此れは頂いた非常に珍しい鷲の爪なんですけれど、本体にUVレジンを塗付してですね固まったらヤスリ、ペーパー、バフの順で仕上げて、キャップの部分はと云うとシルバーのキャストで上に2,0ミリのシルバーの丸棒を曲げて銀ろう付けをしまて、バチカンは0,5ミリのシルバーの板材から作ったんですよ。
 此れはクマさん用なので悪しからず。

バチカンとは?本体と鎖等の首に掛ける物とを接続する金具を云いますな。
*これは穴明けパンチですが下のメモの値段でお売りしま~す。
 JCKMのショーに持って行きますので宜しく。

2016年3月14日月曜日

  さてと、今回はタングをテーパーにするよ。
 例によって、治具にブレードを取り付けて角度の調整をスコヤーを使いバイスを回してヒルトエンドのラインを合わせますね。
平らなブロック(これも一応治具なんだな。)
これにタングの長さにシャープペンで罫書き線?を書き込んでと。


  それでですな、このブロックをタングに乗せまして、ダイアルゲージを当ててゼロに合わせてと。
お次に、先ほどの罫書き線間を走らせて2,1ミリずれるように調整してと、なんで2,1ミリなのかと云うと鋼材の現段階の厚みが5,2ミリでテーパーエンドが1,0ミリで引くと4,2ミリになり両側なので2で割ると2,1ミリに成りますな。
  テーパーエンドの罫書き1,0ミリはこんな感じですな。
超硬のエンドミルを使ってテーパー部を切削加工しますな、この際の注意として、ご覧の様にタングには穴が開いて居るので断続切削が
多くなるので、低回転で加工すると超硬のエンドミルの刃先が欠け易いのですな、そこで加工の際は為るべく高回転でしましょうね。
  無事、2本共テーパー加工が済みましたね。
此処からはブレードの仕上げに入りますよ、
この状態はもうベルトグラインダーで♯400迄
済ませて有るんですな。
  2インチ用のステックを使って♯2000の耐水ペーパーでキズが無くなるまで磨きましょ、4面全てをね。
済んだら、リカッソのアールの部分を耐水ペーパーで4か所仕上げてと。
  こんな感じにゲージとピッタリ合えば良し良しなんだな。

 今回は取りあえず2本の内1本を進めているんです、2本進めると4月のJCKMに間に合わないんではと思ってね。
2月8日のブログ で紹介しましたクマさんにお洒落な椅子を高級家具店?(ダイソー)で買って来ました~可愛いでしょ、後はと座布団を探して来ねばね。
久し振りのクマの巣穴の広告で~す。No 30
KNIFE名称:        ブーツナイフ
全長:             210mm
刃長:               100mm
鋼材:                               ATS-34
グラインド:         2インチホロー
仕上げ:           ミラー
ハンドル材:        スタッグ(プレミアム)
ヒルト:            NS巾10,0mm
ファスナーボルト:     SUS6/8シュナイダー
シース形状:         オープン

価格:            ¥150,000_           


2016年3月7日月曜日

今週はですな、ブレードのホローグラインドに入りますな、 まずはとベルトグラインダーのアタッチメントを2インチが削れるようにセットをしますよ。


  でもって、まずはスエッジ部をこんなふうに削りますよ、上手く削れましたね。
おつぎはと、リカッソの巾決め用のゲージでリカッソのべベルストップをシャープペンで書いてですな。
取りあえずこれでブレードの上側はけずれましたね。
 このゲージは自作で 必要な寸法でそれぞれに作るんです、結構便利なんですよ、これは側面、上面、下面に線が引けるんですよ。
下面も削れましたね。
リカッソ部のRはR のエンドミルを使って大まかに削りますよ。
こんな感じで無理をしないようにね。

 今週は此処まで、ちょっと少ないけれど、すいませんです。

 次回はタングのテーパー加工をしましょ、お楽しみにね~。