2016年3月21日月曜日

  前回はブレードを♯2000迄掛けまして研磨をしましたんですけれど、写真を撮り忘れました。
 ブレードについては青バフで大丈夫なんですけれどリカッソの面が荒れるようなので、此処だけはダイアモンドペーストで仕上げますです。
 今写っているのはリカッソ部が入る部分の加工をしている所ですな、厚み5,0ミリの上下22,0ミリでコーナーアールが2,0ミリなのでエンドミルはφ4,0ミリを使用しますね。
 
  穴加工が終わりました。
  ピッタリ入りましたね、でも寸法的には1/100ミリから2/100ミリ位の隙間にして有ります、隙間が無いと接着剤が入らないのでね。
さて次はとこんな治具を使って専用のポンチで打って、此処にヒルトピンの穴を明けるんですね。
 焼き入れが終わって居るのに、大丈夫なんですかねって。 
  治具を外すとポンチ痕がはっきりと見えますね。
  バイスのX・Yをポンチの先端を見ながら調整しまして、2,5ミリ・2,9ミリで開けて3,0ミリのリーマでキチット明けましょ、此処で穴にガタが有るとピンをカシメる際にやっかいなんでね。
3,0ミリの加工が済んだら仮組みをしてヒルトの上下のアールをφ16,0のエンドミルで削りますよ。
ざっとヒルト周りの加工が済みましたな。
 ヒルト穴の個所を見ると、そうです此処は5,0ミリの穴が明けて有り其処へ真鍮の丸棒を圧入して有ったんです、それで穴の位置の確認の為にポンチ打ちの際にあんな治具をつかったんで~す。
(此のやり方は四国の 多松社長に教わりましたんです。)

 今回は此処までまた次回。

此れは頂いた非常に珍しい鷲の爪なんですけれど、本体にUVレジンを塗付してですね固まったらヤスリ、ペーパー、バフの順で仕上げて、キャップの部分はと云うとシルバーのキャストで上に2,0ミリのシルバーの丸棒を曲げて銀ろう付けをしまて、バチカンは0,5ミリのシルバーの板材から作ったんですよ。
 此れはクマさん用なので悪しからず。

バチカンとは?本体と鎖等の首に掛ける物とを接続する金具を云いますな。
*これは穴明けパンチですが下のメモの値段でお売りしま~す。
 JCKMのショーに持って行きますので宜しく。

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