2016年5月23日月曜日

前回でブレードの平面 出しが済んだのでお次はヒルトの加工ですな、タングの角度が一応4°になっているので、バイスを4°に回転させて側面に4°の罫書き線を入れますな。
此の罫書き線をバイスの口金のラインに合わせて固定してと、下穴を明けるんですが斜面にドリルでの穴明けは正確に開きませんので、エンドミルで下加工をしますな。
 穴の開いた写真を撮り忘れました、失礼。
下穴の開けた後にエンドミルでブレードの厚さに合わせて丁寧に仕上げます。
 ガタも無く上手く行きましたな。
  お次はヒルトピンに穴明けをします、ご覧の様にヒルトにブレードをしっかり差し込み、マグネットを利用しまして固定しましょうね。
今回のピンはφ2,0なのでいきなり開けずに1,8で下穴を明けます。
開いたら2,0のドリル仕上げます、ガタが有るとピンをカシメた際に隙間が出来る可能性が有るんですよ。
 

  ブレードの削りに入る前にアオタックを塗付してと。
  罫書き線に合わせて12インチのホイールでホローグラインドをしました。
 此れで熱処理に出しましょう、と云う事で今回は此処までです、次回はブレードの仕上げをしましょう。
  土曜日に一寸桐生迄日帰りで観光に行ってきました。
 此処は有鄰館と云う元倉庫群の一角に有るからくり人形芝居館なんです、で中に入ってみましょう。
  中にはからくり人形の定番の茶運び人形が置いて在りちゃんと動きましたよ。
 昔は動力にクジラの髭を使って居たのだけど現在は使用禁止なので金属のぜんまいを使って居るんだそうな。
  此れは有名な曽我兄弟夜討ちをからくり芝居にしたものなんですが撮影禁止なので幕が降りている写真だけで内容はですね、まず幕が開きますと手前右から左へ曽我兄弟が、つぎに中断左から右に、お次は奥の段の右から左に行って仇討をするんですが、人形の大きさを手前、中段、奥の段を変えて遠近法を使って居るんだそうです、動力については昔は水車を使って居たそうです、今は電動で動かしているそうです、手動で水車に水をかけて動かそうとすると動きが一定しないんですって。
 此れは機会が有ったら見られると良いとおもいます、お勧めですよ。
此処は、織物参考館 ・紫(ゆかり)の中です、
入ると係りの女性が来てひとつひとつ機械を作動させながら丁寧に説明をしてくれました、長年の疑問がかなり納得出来てとっても良かったな、テレビで見ているだけではね。
 機械が手動から自動に変わった際は動力は水車だったそうです、桐生は水路が多かった
と云う事だということです。屋根は鋸屋根で灯り取りの窓は全て北向きに作って有るんだそうで利益が出ると工場は北へ伸ばしていくそうです。
 此処は奥の工場で来年のカレンダーを織っていました。
ランチはご当地グルメのひもかわ饂飩を温かい狸で食べました、食べているうちに汁が饂飩に少しずつ浸みて来て良い味でした、ごちそうさまでした。
 
 来る途中、麦畑がたくさん有り此の辺りは麦の文化なんだそうです。

 おまけ、桐生、足利は良い所ですので一度行って見たらいいと思います、クマさんの独り言でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿