2016年5月9日月曜日

  取りあえずのシルバーリングも一段落したので、またナイフ制作に掛かることにしよう。
 このナイフは2月の銀座ブレードショーでお買い上げ頂いたので同タイプを作る事にしますね。
此のタイプはタングがコンシールドタイプなのでそれ用のマスターを使いますな、材料取りが妙なところですがダマスチールのハッカペレは此処の位置で取らないとパターンが気に入らないのでね、前の写真を見ると何となく解かると思いますが鋼材の端の方と内側の方ではパターンが違うんですよ、それでこの位置で材料取りをするんですな。

穴明けに必要な位置にポンチを打ちますよ。
ポンチはと云うと例によって特製の専用ポンチを使いますな。
マスターを外すと罫書き線&ポンチ痕が良く見えますね。
さてと、穴は3か所開けますが両サイドはM6のネジ穴、真ん中はファスナーボルト用のφ5mmの穴ですな、ですがM6の下穴は5mmなので結局5mmの穴を3か所開けるんですよ。
5mmの穴3か所開きましたね。
バリが出て居ると危険なので面取りをしましょうね、裏も表もね。
  此処でM6のタップを立てるんですが、まずはフライスの主軸をフリーにしまして、ブランクを押し付けながら主軸を時計方向に回転させてネジを何山か切りますよ、こうするとタップが直角に成るんですね、良いでしょ、えへっ。
 ◎裏技ですな。
お次はタップをドリルチャックから外して、
タップハンドルで裏側までしっかりタッピングをしますよ。
 此処で使って居るタップは抜け穴用のガンタップとかポイントタップと云うもので切り屑が下側に出るんですよ。
 このタップは通常機械で使用するんですな。

 と云うわけで今日は此処まで、また次回お楽しみに~。

 コメントお待ちしていま~す宜しく。

 

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