2016年10月31日月曜日

前回の続きです外形の罫書き線に沿ってドリルで穴を開けて行きますね、巣穴には鋼材を切れるコンターマシンが無いので面倒ですがこんなことを毎回してますな。
穴を開けたら本体をバイスに咥えてレンチで折り取って仕舞いますね。
こんなふうにね。
外周をベルサンで削ります。
罫書き線に合わせて削りますね。
良く出来ました、此の段階ではマスターより若干大き目です。
ヒルトを留める為のピン穴を開けて置きます、φ4,8mmのドリルを使いますよ。
この穴は精度が必要なので φ5,0mmのリーマを通して置きます、この穴の位置はきっちりと決めて有ります。
 
開けたら面取りをして置きますよ。
 なんで穴を先に開けたかは後々判りますな。
お次はヒルトの溝切 をしましょう、ヒルト前面の罫書き線に合わせて治具を固定しまして。
  バイスの側面にピタット合わせまして固定します、バイスの口金は直角が出て居るのでこんなふうにするんですね。
一寸見ずらいですけれど合いました。
ヒルトは一応10mm巾を使うので溝巾は9,8mmにして置きます、こうして置けばヒルトの厚み(巾)を後から仕上げて合わせる事ができます。
溝切りまで 終了。
 今回は此処まで。
 次回は両サイドの平面出しからに成りますお楽しみに。
こんな物を創って見ました玉虫の羽のペンダントヘッドです、綺麗でしょ丸環とバチカンは取り付けて有ります(シルバー)、ネックレスはお好みで。
 此れは本体のみで、写真の物は売れて仕舞いましたが.あと幾つかは創りますので宜しく。

 価格は¥2,000_でお願い致します。

問い合わせ先
COSTOM KNIFE 工房
Mexico no kuma
Tel 090 1254 6050 迄お願い致します。

2016年10月24日月曜日

  今回は前回お知らせしましたネスマックジュニアを公開しますね。
ブレードバックのラインは先端に向かってテーパにして有ります、写真でも何となく判ると思いますがね。

  元の画です、制作に必要なデータも書き込んで有りますよ。
画から作成したマスターです、厚さ5mmのアクリル板で出来て居ます。
鋼材の材料取りをしましょうね、ヒルト前部の線を基準に鋼材に前もって罫書きを入れて置き其れに合わせてマスターをしっかりクランプで固定しまして。
罫書きが済んだらタング側のクランプをずらして此の専用ポンチを使って。
こんなふうにポンチを打ちますね。
  罫書いてポンチを打ったところですよ。
軽量 化の為にまず9,8mmで穴明けをしましょう、3個開けますね。
10mmのリーマを通しますね。
お次は タングのテーパ加工用の6mmのメネジを立てます、2ヶ所に。
  此れで必要な穴明けが済みましたな、今回は此処まで。
 また次回のお楽しみ。
こんな物を創って見ましたー1)
 アイボリーハンドル材の端材で和菓子用のナイフとフォークですね。
 ナイフのブレードの形は何となくネスマック風ですよ。
 非売品です。
こんな物を-2)
 根付け、左から水牛、水牛、シープホーン、マンモス、黒水牛の5点です。
 売り物ですがまだ価格未定です。

2016年10月17日月曜日

 昨日一昨日と二日間に亘り開催されましたJKGナイフショーも無事終了致しました関係者各位の皆様お疲れ様でした会を代表するものとして厚く御礼申し上げます。
 初日に築地署の担当の方が見えられて案内をさせて頂いたり他の雑用をしたりしてバタバタしましてクマさん自身のテーブルを撮るのを忘れて仕舞いました。
 クマさんのテーブルは写真の中央手前でしたんですけれどね、何故か?山崎さんがカメラ目線で。
  受付の御嬢さんお二方ご苦労さまでした、受付で販売させて頂いたグッツも大分売れましたようでお買い上げいただきましたお客様有難う御座います。
 お二人には抽選会もお手伝いいただきましてお疲れ様でした、次回も宜しくお願い致しますね、クマさんよりでっ、最近メキシコのクマでは無くイタリアのクマなんて云う輩も居ますけれどね。
  今回嫁いだはちみつレモンハンドルの物です。
  此れは黒水牛のハンドルにダマスチールのブレードが付いたものです
  レッドリネンハンドルのクッキングナイフです、ヒドゥンボルトタイプに成って居るんです。


 以上が今回嫁いで行きました三本ですお買い上げ頂きましたお客様有難う御座います。


 
  今回非常に人気の有りました黒水牛ハンドルのブレード長4インチのユウティリティハンターです。
 まだクマの巣穴に有りますな。
  上部のブレードバックのラインもとてもいい感じですよ。

もう一品がこの3インチ強のネスマックジュニア です。
 
此方もすっきりしたブレードバックのラインです。

此れはクマの巣穴のショウケースです、巣穴にはこんなものも有るんですね。

 少し宣伝をして見ましたな。



でっ次回からユウティリティハンターかネスマックの制作工程を公開することにしますね。

2016年10月10日月曜日

  さてと今回は縫い終わったシースの縁の仕上げですな、まずは♯80~ベルトから始めます。
  最終♯1000迄かけて仕上げますよ。
 此れで皮の表面がすべすべに成りますね。

 使用しましたベルトは♯80、240、600、1000です。
 ベルト仕上げが済んだらEDGE KOTEを綿棒で塗布して乾かしますよ。
 この後はベルトの加工が済んだら一緒にサドルオイルを塗付しますよ。
お次は2重リングの所に取り付けるベルトの加工をしましょうね、細部の寸法は手順書に書き込んであるので見ながらね。
先ずは厚さ3mmの皮を巾20mm長さ200mmで片側はφ21の専用パンチで抜いたものを縁を仕上げて寸法に折り返して縁から10mm左右の中心(10mmずつ)に マーキングをしましてそこへφ3,5のパンチを軽く押し当てて左右の位置確認をして位置が正しければそこで穴明けをしましょう、此のとき重なっている2枚の縁が揃って居る事。


  φ3,5の穴が開きましたら仮にドットを入れて見ます、此処で重なりが揃っているのが確認されましたね。
次はオス側の穴の位置を決めるんですが先ほど仮に入れたままに成って居る所へオス側を位置を揃えて強く押し付けますね。
一寸見ずらいですが丸く跡が残りましたね。
此れも左右の位置を確認しましてパンチで穴を開けましょうね。
開いたら仮に入れて見てとね。
一旦ドットは外してサドルオイルを塗付しましょう。
 なんで外すかと云うとですね金属にオイルが付くと後でふき取るのがやっかいなのでね。
 
  本体もサドルオイルを塗付したので一緒に乾かしますね。
  乾きましたら折り返し側にリングを通して固定しましょう。
 リングに通すのを忘れると大変注意をしなければね。
オス側も同様にカシメて固定しましょうね、此の固定はしっかりとして置きませんと後で外れたりしたら大変ですからね。
完成です、良く出来ました。
 


 次回からは何を公開しましょうかね、只今思案中ですな。
クマの巣穴の広告で~す     No39
KNIFE 名称      ネスマックジュニア
全長:           192mm
刃長:            80mm
鋼材:           ATS-34
グラインド:                   12インチホロー
仕上げ:          ミラー
ハンドル材:       スタッグ
シース形状:       ポーチタイプ

価格:           ¥55,000_      
No40
KNIFE 名称      ネスマックジュニア
全長:           192mm
刃長:            80mm
鋼材:           ATS-34
グラインド:        12インチホロー
仕上げ:          ミラー
ハンドル材:       スタッグ
シース形状:       ポーチタイプ

価格:           ¥55,000_



問い合わせ先
COSTOM KNIFE工房
Mexico no Kuma
TEL: 090 1254 6050迄お願い致します。
前回もお知らせいたしましたが今週末10月15日(土)~16日(日)時事通信ホールにてJKGナイフショーが開催されます、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
例年ですがナイフショー開催にあたり会の代表としまして警視庁築地警察署 生活安全課にご挨拶に行って来ました。

でっ、私のテーブルは右奥のマーキングの有る個所ですので是非お立ち寄り下さいな宜しくお願い致します。
これ位持って行きますよ。
 (もう少し持って行きますけれどね)