2017年10月29日日曜日

  前回は中子のブレード部を線引きしましたが今回はテーパ部の基準になる個所の線引きをします、でっこんな冶具がね。
線引きをしますとこんな具合ですよ。
線引きされた長方形の内側部はおおよそ平らが残ります、外側をテーパに加工するんですよ。
 
お次は中子の外側の薄い個所の線引きをしましょう此処にもまた冶具が。
 此処までで三つ冶具が出てきましたね。
 
  必要な線引きが終了です。
縁の所はこんな具合です。
まずはブレード部をバンドソーでざっとカットしましょうね。
カット終了。
では、ベルサンで仕上げましょうね、巣穴のベルサンは写真で見ますようにアームを削り込んで中子が当たらないようにして有るんですよ。
見ての通リで中子がアームに当たらずにブレード部の仕上げが出来るんです、良いでしょう。
ブレード部の仕上げが終了しましたら中子のテーパ部をベルサンで写真のように削って仕上げましょうね、この際はプラテンを取り付けての作業になりますね。
 注意する点はテーパと云っても直線ではなくフックラ感を出すように削り仕上げましょうね。
 今回は此処までです、また次回にね。

2017年10月22日日曜日

本日は荒天にもかかわらずご来場いただき誠に有難うございました。
クマさんのテーブルです、今回は残念ながら嫁いでいくことが出来ませんでした、次回宜しくお願いいたすます。
昨日、今日と色々と差し入れやらお土産等こんな沢山誠に有難うございました、嬉しい悲鳴を上げております。
昨日は雨の中のJKGナイフショーに沢山の皆様にご来場いただき有難うございました、私(クマさん)は役目柄一日中バタバタしてしてましてテーブルにお寄り頂いた方々にご迷惑をお掛けいたしました申し訳ありません。
コンテストの表彰式の際にブログを見ましたとお寄り頂いた方息子夫妻が留守番をしていましたが伝えてなくお土産をお渡し出来ずに誠に申し訳有りませんでした、此れに懲りずに今度来られる際は在席しているときかテーブルに居なければ周りのテーブルのメーカーさんにクマはどこに居るのか尋ねてお待ちいただければ幸いです、昨日は誠に申し訳有りませんでした、今後もブログ(メキシコのクマ)をよろしくお願いいたします。

2017年10月20日金曜日

 今回からはですね写真のNYSPのポケットシースの作り方を(クマさん流ですけれどね)公開して行きますね。
 但し申し訳ありませんが各部の諸寸法につきましては出せませんので悪しからず、寸法につきましては本体と比較しながら想像して見てくださいな宜しくです。
  まずはシース本体の外側の皮をカットします、此の段階では最終寸法より若干大きくしてあります。
シースの折り返し部にボールペンで線引きをしますね、此処はきっちりと直角を出して置きます。
折り返し部と云っても通常のシースのように三角鑿で彫っただけでは綺麗に折り返せないのでベルサンで削りますので削る巾を線引きしておきます。
こんな感じで削りますこの際平らではなく少し膨らみを持たせておきますね、そうすると折り返し部にふっくら感が出ますのでね。
削りが済んだところです、削りあとが何となくふっくらしているでしょう。 
中子の収まる位置を線引きしておきます。
ベンズを所定の寸法にカットしまして本体に合わせてみます。
 この際の寸法はぴったりにしてあります。
では、中子のブレードが入る部分を加工しますがこのような冶具を用いてね。

  冶具を使いましてカットする個所を線引きします。
 次回からも色々な冶具がでてきますよ。

 今回は此処までですまた次回にね。
さあて明日・明後日はJKGナイフショー支度もできて後は行くだけですね、皆さん宜しくね~。

 と云うわけで本来は日曜日の更新なのですが今回は前倒しの今日金曜日になりました~。

2017年10月15日日曜日

最終の今回は紐の取り付けをしましょうね、まずは穴に通し易いように端をカットしまして、穴も開けましょうね。
  開いた穴にシースを縫うのに使いました残りの糸を穴に通しますね。 

そうしましてね、糸を穴(ソングホール)に 通します、この糸を通したり紐を通す際に穴の奥が平らだと通しずらいのでボールエンドミルを使用して奥を丸くして於いたのですよ。
糸を引っ張って紐を通しますよ。 
紐を交互に縫う?為に 穴を開けます。
 φ3,0のパンチを用意します。
 (この方法は亡くなりました皆さんもご存じの故榊原氏から教えていただいたのです、それまではカッターで切り込みを入れていたんですよ。)
こうして、交互に穴開けをしながら紐を通していきます。
通し終わりましたら端を揃えて斜めにカットして終了~。
シースに収めてみました。
ロゴも入れまして。
刃付けもね、ベルトは♯400で~す。
すべて終了完成です。
 完成しましたナイフはこんな簡易スタジオで撮影してますよ。
 此れを持ちまして此のナイフに関する公開は終了です。

 次回からはNYSPのシースの作成を公開いたしますのでお楽しみに。



 
いよいよJKGのナイフショーが21日(土)~22日(日)に開催です、クマさんは一番奥のピンクのマークのテーブルです是非お寄り下さいな、お待ち申し上げております。
此のブログ(メキシコのクマ)をご覧の方感想などお聞かせください、お土産にこんなものを用意しましたのでね宜しく。
 (数は30個くらいしか有りませんので)

2017年10月8日日曜日

   さてと今回はシースの縁を仕上げますね。
 まずはベルサン80番でざっと削りましょう。
こんな感じ。
  大まかに成形しまして。
最終1000番迄かけまして綺麗にね。
すべすべになったらEDGE  KOTEを塗布しましょう。
お次はベルトループをね。
 写真では一寸判りずらくなりましたが下側にドットボタンの相手を入れて有りましてそこへベルトを押し付けているところなんです、一工程前の写真を撮り忘れたんです失礼。

 
押し付けた跡が出ました、でっ此処にパンチで穴を開けますね。
出っ張りが少ないので専用の押し棒を使ってしっかりと凹ませますね。
此処まで済みましたらサドルオイルを塗布しまして暫く放置プレイです。
ドットボタンを取り付けます、此処はしっかりと固定します。
此処でナイフ本体のタング部に少しキズが有ったので2000番でキズ取りをね2000番で取れる位なので大したキズでは無かったのですけれどね。
白棒でミラーにね、青棒を使いますとスタッグの窪みに青色が入って色が残って取れないのでね。
と、云うことで取り合えず本体・シースが完成しました、お後は紐を装着してロゴをマーキングして刃付けで終了、それは次回に。
クマの巣穴の広告で~す。 No46
KNIFE名称  磯G(グルーブ)5インチ半
全長:    260㎜
刃長:    140㎜
鋼材:    ATS34
グラインド:ブレード・12インチホロー
      スエッジ・ 3インチホロー
仕上げ:   ミラー
ハンドル材: レッドリネン
シース形状: オープン      
価格:   ¥60,000
  問い合わせ先:COSTOM KNIFE 工房
  Mexico no Kuma
       TEL: 090 1254 6050迄お願い致します。