2018年1月28日日曜日

  前回はヒルト前部の罫書きをしましたので回転バイスを回して角度を合わせますね。
  でっ、テーパを削る前に冶具を使いましてテーパの角度を合わせましょう。
  ヒルト部の厚みが5,3㎜でタングエンドが1㎜なので2,15㎜傾けますよ。
合わせまして、エンドミルで削りますよ。
  両側を削りましたら面取りをしましょうね。
  こんな感じにしっかりとね。
  此処まで済みましたら取り合えず55-6を塗布しまして熱処理に出だすまで放置です。

 今回は此処までです、また次回宜しく。
クマの巣穴の広告で~す。No47
 今回はインテグラルタイプです。
 全長:    160㎜
 刃長:     65㎜
 鋼材厚み:    8㎜
 仕上げ:   ミラー
 ハンドル材: スタッグ
 シース形状: チュウブタイプ
 価格:    未定
 

問い合わせ先
COSTM KNIFE工房
Mexico no Kuma     Tel 090(1254)6050迄お願いいたします。

2018年1月21日日曜日

  今回はですねブレードを削りますが、磯タイプはスエッジが有りますので此処を先に削りますので、まずは青タックを塗布しますね。
スエッジ部は3吋のホローなのでベルサンのアイドルホイールを3吋にセットします、此の時ベルサン本体も全体に少し起こしておきます。

  こんな感じでベルトは♯400迄かけますよ。
 罫書き線に一寸足りないけれどご愛敬と云うことで。
  スエッジ部は此の平行の状態でペーパーをかけたほうが作業し易いので3吋のスティックを用いて♯2000迄かけますよ。
  ♯2000迄かけたところです。
お次は刃の側を12吋のホイールで削ります。


 ♯120迄 終了です。
  テーパータングのスタート位置を罫書く冶具をヒルト溝に嵌めまして、何故こうするかと云いますと此の時点ではヒルトはまだ出来ていませんのでね、其れにつきましてはおいおい説明しますがね。
テーパータングのスタート位置がこんな感じに罫書けました。
 今回は此処までです、また次回にね。

2018年1月14日日曜日

  外形の穴あけも終了して余分を折り取りましたので、ベルサンで外形を削りましょうね、まずは♯80から♯240迄かけます。
ブレード外周とタング の背を終了。
  タングのグルーブを削るのにベルサンをセットします。
 タングのグルーブは2インチでデザインして有りますのでこんな感じで当てて罫書き線まで削ります。
こうして丁寧に 削りましょうね。
此れで外周は終了です。
では、ヒルト溝の加工をしましょう。
 バイスにセット用の冶具を用意します。
  ブレードに予め罫書いて有りましたラインに合わせて冶具をセットします。
  フライスのバイスの口金に冶具を合わせて取り付けしっかり締めます。
  バイスの口金の縁のラインに合っていますね。

  溝巾は9,8㎜にします、ヒルト材の厚みが10㎜の物が有るのでね。
溝加工終了です、今回は此処までです、また次回宜しくで~す。

2018年1月7日日曜日

  明けましておめでとう御座います本年も宜しくお願いいたします。
 さて、前回はポンチ打ちまで済みましたので穴あけをしましょう、ヒドゥンボルト用のM4の下穴を開けます、ピッチが0,7なので下穴径はφ3,4㎜で開けます。
タップを垂直に立てる為に機械に咥えて何山か食い込ませますね。
 この時ブレードは固定せず遊ばせて置きます、それにより下穴のセンターにタップが喰いつきます。
そうしましたら、タップハンドルを使ってタップをたてますよ。 
  同様にテーパタング加工用のM6のタップをね。
  ハンドルでね。
お次は軽量化の穴を開けましょうね、φ12で開けますので一度では少し無理なので先ずはφ10㎜ で下穴を。
 径が大きいのでブレードはしっかり固定しますね。
固定のやり方はセンターポンチを加えて様子を見ながら機械のX-Yを出します。
今度はチョイルの切り欠き部をドリルで穴あけをして粗どりをします。
チョイルのアールは5㎜でデザインして有るので10㎜のエンドミルで削ります。
 此の加工は丁寧にして置きませんと後の仕上げが大変なのでね。


お次は例によって外周をドリルで穴あけしまして折り取ります、巣穴には外周を切り取るようなコンターマシンが有りませんので。
 では、今回は此処までです、また次回に。